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ポテチトップスその1
俺は多分馬鹿ばっかりの家庭に生まれ育った。

というか、俺自身もそうとうの馬鹿なのだけど、記憶力だけは物凄く良くって、後々信頼できる人たちが俺の家族の話を聞く度大笑いするので、これはどうもおかしいみたいだ、と段々気が付いてきた、という次第だ。正直昔は皆少し頭が弱いなあ程度にしか思っていなかった。
我が家の親父・母ちゃん・俺・弟も全員が「フランダースの犬」の主人公はフランダースだと思っていたのが間違いだと知った時はしばらく認められなかった。

親父は流行語が出来るといい歳をして積極的に取り入れようとするのだけど、毎度毎度使い方を間違っていて、外で勝手に恥をかく分には知ったこっちゃないんだけど、母ちゃんと物凄い喧嘩をして夫婦喧嘩は見慣れている俺たち兄弟もさすがに青冷めて親父に「土下座してでも何でも良いから今の内に謝っとけ!!」と急かした時に母ちゃんの側に寄っていって「メイビー?」と抜かした時はさすがに弟と2人でぼっこぼこにぶん殴ってやった。殴られた後に「ううん、マストビー」とごにょごにょ言っていたのにはさすがに呆れて何も言えなかったが。

でも母ちゃんも母ちゃんで、オリンピックのシンクロに影響されて、なんとなくつけてみたくなったと言って鼻栓を買っていつも行っているプールに行った時母ちゃんが溺れたと電話が来て、慌てて駆けつけて意識ははっきりしていた母ちゃんに「何で鼻栓で溺れるんだよ!!いつも息継ぎは口でやってんだろ!?」と聞くと、「何か塞がれているとナニクソ!!って鼻で頑張らなきゃいけないような気がして…」だとか言いやがって回りの水泳仲間のおばちゃんたちは大爆笑で俺は恥ずかしくて死んでしまいたくなったもんだ。ちなみに、母ちゃんは意識を失う直前に遂に鼻栓をふっとばすことに成功したそうで、その時はすでに溺れかけており、顔を水面より上に出すことは出来なかったのだけど、その時鼻からボコボコと出て行く泡と水面に差し込む照明の光がこれまで生きてきた中で見た1番綺麗な光景だったらしい。

弟は英語が苦手で舌が回らなくってマトモに喋れないくせに、「Do As Infinity」だとか「day after tomorrow」だとかを好きになりやがって、いちいちマトモに言えないまま全部言おうとするのが余りにもうざったくて「略せよ!!」ってぶん殴ったらぐったりしちゃって家中大騒ぎになった。「ポテトチップス」と言おうとして8割方「ポテチトップス」になってしまうのは19歳になった今も直っていない。これも「ポテチ」と略してしまえばいいのだろうに、言えていないのは自覚しているので、アスリート精神で毎度毎度「ポテトチップス」に挑んではまるで北海道のジャガイモ農家の市民アイスホッケーチームのような「ポテチトップス」になってしまうのだ。

かくいう俺はと言えば…、その話は、これからおいおい俺の人生を振り返っていく中で、馬鹿な話もいくつか出てくるかもしれない。


(正直書いてて訳がわからないし続くかもわかりません…)
はてなブックマーク - ポテチトップスその1 | 19:05 | フィクション | comments(0) | trackbacks(0)
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