2012.11.01 Thursday
1914年に設立され、東日本大震災にも耐えた福島県本宮市の本宮映画劇場を去年見学させていただいた際の写真をフォト蔵にアップした。
本宮映画劇場に関しては都築響一さんによる、こちらの素晴らしい記事をお読みいただければ幸いっつーか、こっちを見ろ!
というのも、この都築さんの記事をきっかけに、水道橋博士さんが反応していたりして、じわじわ好事家に広まっている感じなので、そのうちブログにも書くつもりなのだが、とりあえず写真だけアップしておこうかなと思った次第。
というのも、この都築さんの記事をきっかけに、水道橋博士さんが反応していたりして、じわじわ好事家に広まっている感じなので、そのうちブログにも書くつもりなのだが、とりあえず写真だけアップしておこうかなと思った次第。
都筑さんの記事を読んでいただければ分かるのだが、まあ誰がどう見ても魅力的なんですよね。映画劇場も田村さんも。そして金を払ってでも見に行きたいと思う人は、日本中に紹介することさえできれば、掃いて捨てるほどいるはず(ちなみにアポ無しで現地に行っても中を見ることはできません。興味のある方はご一報いただければ繋ぐことはできます)。
だから、初めて中を見させていただいたのは、去年の4/29のことなのだけれど、「今年は上映会はできないだろうなあ」と寂しそうに笑う田村さんを見て、どうにかこの劇場と田村さんのことを紹介できないかと、自分から営業など一切できないこの俺が(とか言うほどのもんでもないが)編集さんに書かせてもらえませんかと相談したりもしたのだけれど、OKをいただけなかった。
当然自分が機会をいただいたところで、おそらくは都築さんのように引き出せるわけではないのだけれど(特にエロ・ニューシネマ・パラダイスな件・笑)、自分のメディアを持っていないことにこれほど情けない思いを抱いたことは初めてかもしれない。
――ということを備忘として記しておく。
――ということを備忘として記しておく。
ただまあ、この件に関して悔しく思いはするものの、名前を出してガンガン営業して仕事する、なんてのは性格上100%無理だとは思ってるんだけどね。
それこそ博士さんや大友良英さんなどに、写真だけでもアップしてTwitterでリプライ送ったら、目に留まった可能性もあったのではと思うのだが、性格的にそれもできなかった。記事になったら「これを見ていただけませんか?」とアプローチするつもりではあったんだけど。
それに、結局「力がほしい」と思うのは多くて年に2・3度で、「何者でもない自分でよかったなあ」とはほぼ毎日のように思っている我が人生なのですが……。